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2026.03.11

【創業120年以上】松屋漆器店が届ける「白木塗」の重箱 ― 木の温もりを、暮らしに

福井県鯖江市河和田町。越前漆器の産地として400年以上の歴史(伝説を含めますと1,500年の歴史と言われています。)を誇るこの土地で、明治38年(1905年)に産声を上げたのが松屋漆器店です。明治38年の創業から、120年以上の年月が流れました。私たちが大切にしてきたのは、「木と塗りの温もりを、暮らしに届ける」という想いです。

木目の美しさをそのまま活かした「白木塗(しらきぬり)」という独自の仕上げで、伝統工芸を現代の食卓につなぐ。そんな松屋漆器店のものづくりと世界観を、この記事でご紹介します。

このたび、オンラインストアをリニューアルいたしました。新しくなったサイトで、松屋漆器店の魅力をより身近に感じていただけたら嬉しいです。

【写真:白木塗の重箱が並ぶ集合写真。木目の質感が伝わるアングルで】

松屋漆器店が生まれた場所 ― 越前漆器の里・河和田

松屋漆器店が工房を構える福井県鯖江市河和田町は、越前漆器の一大産地として知られる地域です。その歴史は400年以上前にまでさかのぼり、今も多くの職人たちがこの土地で漆器づくりに励んでいます。

明治38年、そんな河和田の地で松屋漆器店は創業しました。以来、越前漆器の伝統技術を基盤に、時代の移り変わりに合わせたものづくりを続けてきました。産地の職人たちとの協力のもと、「木と塗りの美しさを暮らしに」という想いを大切に受け継いでいます。

河和田の豊かな自然と、職人が受け継いだ手仕事の文化。その両方があってこそ、松屋漆器店の製品は生まれます。松屋漆器店の製品は、福井県鯖江市河和田地区を拠点に製造される、正真正銘のメイドインジャパンです。

【写真:工房外観や河和田の自然豊かな風景写真】

「白木塗」とは? ― 松屋漆器店のオリジナルが生まれた理由

「漆器」と聴くと、黒や朱色の漆塗りを想像する方が多いのではないでしょうか。松屋漆器店の「白木塗(しらきぬり)」は、そんな常識を穏やかに変える新しい木の器です。

2002年に誕生した白木塗(しらきぬり)シリーズは、松屋漆器店が名付けたオリジナルの塗りの種類です。最大の特徴は、タモ材やウォールナット材の美しい木目をそのまま活かす仕上げ。透明かつ艶を押さえたウレタン塗料で仕上げることで、木地の状態によく似たナチュラルな風合いを実現しています。

タモ材は硬く、耐久性があり、木目が美しいのが特徴です。寒さの厳しい環境で育った木は木目が細かく詰まり、表情が美しくなります。その中でも「柾目(まさめ)」と呼ばれる木目がまっすぐに通った部分を、職人が厳しく見極めて使用しています。

従来の漆塗りは格式高く美しい一方で、「お手入れが難しそう」と感じる方も少なくありません。白木塗は、ウレタン塗装により汚れが付きにくく、傷も目立ちにくいため、日常使いしやすいのが魅力です。「伝統工芸の美しさ × 毎日の使いやすさ」。それが白木塗のコンセプトです。

なお、松屋漆器店の重箱は、映画『めがね』(荻上直子監督・2007年)に登場しています。スクリーンの中で、自然な木の風合いが物語の世界観にそっと溶け込む姿は、まさに白木塗の魅力そのものです。

【写真:白木塗の質感クローズアップ。木目の美しさが伝わるアングルで】

新しくなったオンラインストアで、松屋漆器店の暮らしを覗いてみませんか

このたびのホームページリニューアルには、「もっと松屋漆器店の世界観をお伝えしたい」という想いを込めました。製品の情報はもちろん、白木塗の魅力や使い方の提案、職人の技まで、これからブログでお届けしてまいります。

次回は、重箱の「おせち以外」の使い方アイデアをご紹介予定です。「重箱=お正月だけ」というイメージがきっと変わるはずです。どうぞお楽しみに。

白木塗の製品ラインナップは、オンラインストアでご覧いただけます。気になる製品がありましたら、ぜひお気軽に覗いてみてください。

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